Takarush Extreme Club
Select Mission vol.9

Mission 内容

CODE ALICE
裏ルートの美術品を専門に取引するシンジケートからの依頼だ。
長年に渡って行方不明の美術品【CODE ALICE】を探し出して欲しい
とのこと。 依頼者によると、取引は互いに顔を合わせないように
進める形式で、担当者同士にしか分からない暗号のようなものを
とある場所に隠し、授受する予定だったそうだ。

だが受け取り側から受領の報告がなく、調査したところ相手担当者が
直前で失踪していたことが分かった。 受領担当者に送られていた
暗号のようなメモは組織側で共有されていたが、内容が不明のまま
長い時間が経ってしまっていたらしい。 引き渡し側との連絡は
裏取引のため一切取れないしきたりとなっているようだが、ある場所に
置かれたことは間違いないようだ。

例により極秘任務につき、発見出来てもブツ自体には触れずに写真撮影だけしてくるまでがミッションだ。 くれぐれも指紋等を残さないように。
素早いミッション完遂を期待する。

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依頼者:受領予定だったグループ:
【La lune qui illumine le monde】
受け渡し予定日:2000年12月22日

受領予定のグループ名がフランス語であることから【あなたのヴィーナス】はフランスにまつわるヴィーナスであることが推察出来ます。

 

受け渡し予定日、フランス由来のヴィーナス等で検索するとお台場の自由の女神がヒットします。ヴィーナス=お台場の自由の女神であると見立てることが出来ます。

 

受領予定グループの名前も日本語に訳すと世界を照らす月となり、2000年12月22日に引き渡された自由の女神像の原題、世界を照らす自由の女神像とも類似しているところからほぼ確定です。

あなたのヴィーナスがいない間にそばで誕生したヴィーナスにALICEを預けたわ】とあるので調査すると1998 年4月より 1999 年1月まで日本におけるフランス年を記念して初代の自由の女神像がお台場に設置されていました。つまり2つの自由の女神像が設置されていた間の不在時にお台場の近くで生まれた別のヴィーナスを探すことになります。

 

すると1999年3月にオープンした【ヴィーナスフォート】に行きつきます。【CODEALICE】はヴィーナスフォートのどこかにあるようです。

【鍵はヴィーナスと3人の美神に囲まれたマルスに渡してある】とあるのでヴィーナスフォートでまたヴィーナスを探すことになります。しかしヴィーナスの像はいくつかみつかりますがマルスが見当たりません。

 

このマルス探しの難易度が高かったと思います。

このマルスはヴィーナスフォートに飾られた絵画に描かれていました。

 

マルスが指す先の窪みを探してみると絵の外に二次元コードが貼ってありました。これが鍵ということなのでしょう。

二次元コードを読み込むと地図のようなものが出てきました。

ヴィーナスフォートのどこかにはあるはずなのでマップで同じ形の場所をくまなく調べると写真の場所がちょうど同じ形をしていることが分かります。

×印の場所を探すと小さな女神の美術品を発見することが出来ました。

ヴィーナスフォートさんから閉店前の来場キャンペーンを一緒にやってもらいたいという依頼から設置調整を進めていましたが直前でまん延防止の影響もあり、実施期間を変更してくれという指示が降り、参加者の皆様には大変なご迷惑をお掛けしてしまいました。この場を借りてお詫びします。

 

CODE ALICEというネーミングは2001年に赤い鳥というタカラッシュの前身の団体が生まれた時初めて作ったプログラム名です。その当時も自由の女神がテーマとなっていたスパイものでした。ヴィーナスフォートさんにも当時から大変お世話になりましたので長年の御礼も兼ねてということで2か月間のゲリラポップアップショップもオープンしたりと色々大がかりな企画の予定でしたが、、、。

 

ヴィーナスフォートまで辿り着いた皆さんには空いていて探しやすかったかもしれませんね。

 

早く像の名前の通り自由に世界を巡れる世の中に戻ることを祈念しつつ、女神に手を合わせてもらえていたら嬉しいです。

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